シンプルかつ、かわいいデザインが大好きで、新しい出会にワクワクしながら何冊も買っていました。
でも、正直に言うと――「続かない」んです。

最初の数ページだけきれいに書いて、そのあとは真っ白。
途中で書き間違えたり、予定が変わってページがごちゃごちゃになってしまったりすると、それが気になって手が止まってしまう。
手帳を開くこと自体がちょっとしたストレスになって、いつのまにか引き出しの中で眠っている……そんなことを何度も繰り返していました。

そんなとき、SNSでたまたま見かけたのが 「デジタルジャーナル」 でした。
iPadで使えるテンプレートに、手書きで書き込めるなんてまさに“私が欲しかったもの”そのものでした。

実はちょうどその頃、創作意欲に燃えてiPadを買ったものの結局ネトフリ視聴専用端末に….
もっとiPadを有意義に使えないかと、ちょうど活用方法を模索していた時期でもありました。
デジタルジャーナルなら、書き直しも自由。
ページがぐちゃぐちゃになってもすぐにやり直せるし、気分に合わせてデザインを変えることだってできる。
何冊も持ち歩かなくていいし、必要なページだけ取り出して使えるところもとても魅力的でした。

“これなら、私でも続けられるかもしれない”

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自分の「使いやすい」を追求したくなった

ネットで「デジタルジャーナル」と検索すれば、すでに素敵なテンプレートがたくさん出てきます。
私も最初は、いくつか購入して試してみました。

でも実際に使ってみると、
「かわいいけど、ちょっと私には色味が派手すぎるかな」とか、
「ページ数が多すぎて、今の私にはちょっと重たいかも」などなど…
細かい部分に、“あともう少しこうだったら…”という違和感が残ることが多くなっていきました。

もちろん使用させていただいたテンプレートはどれもとっても使いやすくて、デザインや構成にたくさんの工夫が詰まっていて素敵なものばかりでした。

ですが人それぞれ、心地よく感じる「書きやすさ」や「デザインのバランス」って違うんだなと、改めて実感しました。

だったら、思いきって“自分が本当に欲しいと思えるもの”を作ってみよう。

そう思ったのが、自作のきっかけでした。

自分にとって心地いいデザイン・構成を一から考えていく作業は、
まるで“自分にぴったりの相棒”を作るような感覚で、とても楽しい時間でもありました。
そんなある日ふと、「もしかしたら、私と同じように“こういうテイストが好き”って思ってくれる人がいるかもしれない」
そう思って、思い切って販売を始めてみることにしました。

まだまだ小さなストアですが、
同じような感性や好みを持った方に、ほんの少しでも“これ、いいかも”と思ってもらえたら嬉しいなと思っています🕊️

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